日々の仕事の忙しさを引きずりつつも、週末となればやはり海が恋しくなるものです。この日も妻と連れ立って、夜の海へと向かいました。
潮回りは中潮。少し風はありましたが、釣りをするには全く問題のない、むしろ心地よい夜です。ただ、空には十三夜の大きな月が煌々と輝き、海面をこれでもかと明るく照らしていました。月明かりは風流で美しいものですが、夜のライトゲームにおいて、釣り人にとっては時に厄介な存在。「今日は厳しいかもしれないな」という一抹の不安と、それでも釣りたいという期待感を胸にキャストを開始しました。
月夜の洗礼とアジの機嫌
まずは本命のアジを狙います。 幸いなことに魚からの反応はあり、無事に釣り上げることはできたのですが……。



信頼と実績のイージーシェイカーで釣れるものの、どうにもサイズが伸び悩みます。やはり、これだけ月が大きいとアジの警戒心が強まるのか、それともプランクトンが散ってしまうのか。釣れたのは物足りないサイズばかりでした。

「月が大きいという大自然の摂理には勝てない」 私のような週末アングラーが足掻いたところで、どうにかなるものではありません。ここは潔く、スパッと気持ちを切り替えることにしました。
移動、そして逆転劇
アジのサイズアップが難しいなら、ターゲットを変えるまでです。 以前から気になっていたポイントまで思い切って足を伸ばし、夜の港を巡ってみることにしました。
月明かりの影響を考慮しつつ、ストラクチャーの際や明暗の境目を丁寧に探っていきます。すると、ひったくるような力強いアタリが手元に伝わりました!

小気味よい引きを堪能しつつ抜き上げたのは、丸々と太った良型のメバル。 狙い通りの展開に、思わず妻と顔を見合わせて笑みがこぼれます。

思い切った決断の甲斐あって
明るい月夜という自然の状況には逆らわず、潔くターゲットを変えて移動する。半ば諦め気味で気持ちを切り替えた結果でしたが、思い切って移動した甲斐がありました。終わり良ければ全て良しの釣行です。
月が大きい夜は苦戦を強いられることも多いですが、こうして思いがけない良魚に出会えるからこそ、釣りは辞められません。寒風の中で一緒に頑張ってくれた妻にも感謝しつつ、次は新月の闇夜に、また良型のアジを探しに行こうと思います。
私のアジングタックル


妻のアジングタックル



安達棒とアンバサダーで色々釣りたいおじさん。
Macでプログラムを書いて暮らしています。 趣味はルアーフィッシング、ギター。
宮崎県在住。









