引戸に続いて、開き戸の断熱対策を行ってみました。
開き戸のすきま
我が家の脱衣所、2階の各部屋の入り口は開き戸となっています。引戸の下部は少しすきまがあります。換気扇のスイッチを入れこのすきまに手をかざすと冷たい空気の流れを感じました。これを塞いで空気の流れを遮断して、室温を下げないよう対策を行います。
今回の対策は、こちらのページの2つの断熱対策のうち、「室外との空気の循環を遮断」となります。
ドア下部シールテープ
こちらの商品を利用して、引き戸下部のすきまを塞ぎました。
使い方は簡単、ドアの幅にテープを切って貼るだけ。
自分でやってみて気付いた注意点があります。あまり床にテープを押し付けずに、床に軽く触れる程度に接触させて貼りましょう。あまり床に押し付けて貼ると、床とテープとの摩擦力が強くなり、戸を開く度に摩擦によって音が発生してしまいます。この状態で長期的に使用すると、テープと床の摩擦によって床を痛めるかもしれないと感じました。
もう一点。テープが不要になり、開き戸から剥がす際に、開き戸の塗装が剥がれたというレビューがAmazonに書かれています。剥がす際は慎重にゆっくり剥がすようにしましょう。
対策を行った感想
お風呂に設置している換気扇が常に外気を取り込んでいるので、脱衣所は比較的室温が低いです。脱衣所の冷たい空気がドア下部のすきまからリビングへ流れ込んでいました。この対策を行った事で、ドア下部のすきまに手をかざしても冷たい空気の流れを感じなくなりました。
先日ご紹介した引戸のすきま対策と同時に行った結果、無対策の頃より、冬は室温を2℃高く保てるようになりました。夏は冷房の冷気が室外へ逃げにくくなったので、冷房の温度を1℃、2℃高く設定しても快適に過ごせるようになりました。電気代をちょっぴり節約出来る点も良いですね。節約できた電気代でこのテープ代は簡単にペイできると感じています。
簡単に行えて効果が実感出来ましたので、オススメの対策です。興味が湧いた方は是非!
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宮崎県在住。
プログラムを書いて暮らしています。趣味はルアーフィッシング、ギター。