禁漁直前に渓流へ出かけ、尺ヤマメを3匹釣りました。
この日の状況
この日はシトシトと雨が降っており、水量が増え、状況はなかなか良い感じでした。
また、気温も低く、渓流シーズン終了の訪れを感じる1日でした。


1匹目の雄ヤマメ47cm
小さな淵にミノーをキャストしてトゥイッチしていると、ガツン!
ジージーと今までヤマメ釣りで経験がない量のラインが引き出されるので、コイか何かがヒットしたのかと思いました。
時間をかけてランディングすると、その大きさに息を飲みました。







デカ過ぎる。秋が近いのでブナ色の婚姻色が出ている、鼻が曲がった雄でした。これは凄いの釣っちゃったぞと思いながら、暫く眺め、リリースするとゆっくりと淵の深場に消えていきました。
この1匹でかなり満足していたのですが、まだ釣り開始から30分ぐらいしか経っていませんでしたので、もちろん、釣り上がりました。
2匹目の雌ヤマメ30cm
次の尺ヤマメは瀬に着いていました。
ミノーをアップクロスに投げ、トゥイッチしてリトリーブしていると大きなヤマメがチェイスしてくる姿が見えました。
しかも、2匹。
下流に流し切ったところでターンした瞬間、ヒット!
増水していた瀬で流れが速く、とても良いファイトを楽しませてくれました。



今の時期にしてはちょっと痩せているヤマメでした。このヤマメは顔が丸いので雌ですね。ネットの枠の高さが丁度30cmなので、ギリギリ尺ヤマメって感じでした。
3匹目の雄ヤマメ34cm
1日に尺ヤマメを2匹も釣ったのは初めての経験で、とても満足していましたが、2匹目のヤマメと同時にチェイスしてきたもう1匹が気になりました。凄く赤かったような…?
1匹目を釣った時にチェイスしてきたという事で、また同じ箇所にキャストすると、またも大きな赤い魚がチェイスしてきました。先程と同じ魚のようでした。
ただ、近づいては離れを繰り返しました。先程と同じルアーの為か、警戒しているんだと思いました。
基本的にヤマメは同じルアーを何度も追う事は稀です。
きっと、増水して活性が高くなければ、2回目のチェイスは無かったでしょう。怪しんでいますが、雨が水面に落ちていたので、私の気配を消してくれていたのでしょう。
何度も近づいては離れを繰り返した魚でしたが、ついにミノーを咥えてくれました。
かなり手前でのヒットでバレないかヒヤヒヤしましたが、無事ランディングできました。





婚姻色が綺麗な雄のヤマメでした。
最初に釣った47cmがデカすぎて、小さく感じましたが、改めて見ると、このヤマメも十分大きいですね。何枚も写真を撮ってリリースしました。
このヤマメを釣ったところで、すっかり満足し、脱渓ポイントも近かった事もあり、納竿としました。
最後に
私が住む宮崎県では、気温が高い事もあり、なかなか婚姻色を纏ったヤマメと出会う事はできませんでしたが、標高が高く、9月後半の朝晩の気温が低いエリアでは、こういったヤマメが釣れるとわかりました。
私は過去に何度か尺ヤマメを釣っていますが、その殆どが9月です。
複数匹釣った経験は初めてでした。散乱前で食いが立つ9月の雨のコンディションは、とても大きなチャンスがあるようです。
タックル
- ロッド:ufmウエダ STS-501Si
- リール:ダイワ イグジスト 1003


安達棒とアンバサダーで色々釣りたいおじさん。
Macでプログラムを書いて暮らしています。 趣味はルアーフィッシング、ギター、アクアリウムとストリートファイター(格ゲー) 。
宮崎県在住。