WordPressのデータベースを作成する

AWS EC2インスタンスサーバーにWordPressのデータベースを作成する手順です。

まずはこちらを参考にAWS EC2インスタンスサーバーへログインして下さい。

MySQLへroot権限でログインします。

MySQL rootのパスワードを入力してMySQLにログインします。この時、入力するrootのパスワードはこちらの手順で設定したパスワードです。

ログインするとこのようなテキストが表示されます。

ユーザーを作成

最初に作成するデータベースのユーザーを作成します。

<>で囲まれた箇所はお好きな値を設定して下さい。もちろん、忘れないようにして下さい。後ほど、ここで作成したユーザーを用いて、データベースに接続するよう、WordPressに設定します。

データベースを作成

<データベース名>は好きな名前を設定して下さい。wordpressとかblogとかでよいでしょう。

データベース名の前後の ` <- この記号(バックティック)はシングルクォーテーションとは違うので注意して下さい。

権限設定を行う

作成したユーザーに、作成したデータベースへフルアクセスできる権限を与えます。

以下は補足です。

この権限は、MySQLが稼働するマシンからの接続だけを許可します。つまり、お使いのコンピューターからAWS EC2インスタンスサーバーで稼働するMySQLへは接続出来ません。セキュリティの観点からそういった接続は望ましくありません。パスワードクラックされてデータベースにアクセスされ、データを全て取られてしまうと困りますよね?

もし、どうしてもリモートマシンから接続を行う必要があった場合、リモートから接続できる権限をユーザーに与え、AWS EC2のセキュリティグループにMySQLへ接続できるよう設定を行って下さい。詳しい手順についてはここでは省略します。

変更の活性化

以下のコマンドを実行し、行った変更を活性化させます。

MySQLコンソールを終了

以下のコマンドでMySQLコンソールを終了します。

接続確認

作成したユーザーで接続できるか試してみましょう。

MySQLコンソールにログインできたら正しく接続できています。

以上でWordPressのMySQLデータベース作成は完了です。

次回はAWS Route53でドメインを取得してEC2インスタンスサーバーと紐付ける方法について書きます。