BitbucketからAWS EC2にリポジトリをクローン

今回はBitbucketからAWS EC2に前回作成したWordPressのリポジトリをクローンします。

AWS EC2インスタンスのOSはAmazon Linuxですので、SourceTreeは使用できません。Gitをインストールしてコマンドラインで操作します。

鍵の作成

Bitbucketへsshプロトコルを用いて接続します。その為、Bitbucketのユーザーと紐付く公開鍵を作成する必要があります。

こちらを参考にAWS EC2へログインして下さい。

正しく鍵が作成されているか確認しましょう。

id_rsaが秘密鍵、id_rsa.pubが公開鍵です。

自分以外のユーザーが読めないように、秘密鍵のパーミッションを変更しておきましょう。

公開鍵をBitbucketへ登録

作成した鍵を使用してBitbucketにアクセスできるように、公開鍵をBitbucketに登録します。

ブラウザでBitbucketにアクセスしログインして下さい。

公開鍵をBitbucketへ登録1

公開鍵をBitbucketへ登録2

 

 

公開鍵をクリップボードへコピーします。

上記の<公開鍵の内容を>コピーし、以下の”Key”にペーストします。

公開鍵をBitbucketへ登録3

以上で公開鍵をBitbucketへ登録できました。

SSH接続してみる

configファイルを作成し、Bitbucketへssh接続してみましょう。

お好みのエディタでtouchファイルを開いて(デフォルトでvi、nanoがインストトールされています。私はemacsが好きです。)、以下のように編集します。

ssh接続してみましょう。

「Bitbucketへgitかhg接続できます。shellアクセスは無効です。」とメッセージが表示されますが、これが表示されればssh接続はできています。

Gitのインストール

yumで一発です。

リポジトリのクローン

Bitbucktからリポジトリをクローンしましょう。

クローンするディレクトリは、webに公開する為、apacheのDocument Root直下とします。以前行った設定によりDocument Root直下に書き込み権限を得ています。もし、権限によるエラーが表示され、リポジトリをクローンできない場合は、こちらの記事を参考に権限を修正して下さい。

ブランチの変更

現在のブランチはmasterとなっています。確認してみましょう。

前の記事で作成したブランチ1.0が存在しません。

リモートリポジトリのブランチを確認しましょう。

リモートリポジトリにはブランチ1.0が存在しています。これをローカルリポジトリにチェックアウトしましょう。

ブランチ1.0が現れました。*が付いているブランチが現在アクティブなブランチです。今後行う変更はブランチ1.0に行われます。

余談ですが、ブランチの変更は以下のコマンドで行えます。

以上でBitbucketからAWS EC2にリポジトリをクローンできました。

今回のでWordPressのソースコードをサーバーに展開できました。

次回は、MySQLにWordPressで使用するデータベースを作成する手順について書きます。