2016/07/24の釣り

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渓流へ通いだして10年程になりますが、今回の釣行でとある虫と初遭遇しました。

ここにはどんな川虫がいるのかなと岩をひっくり返すと、何かがゆらゆらとしていました。腐ってふにゃふにゃになった根っこ?と思いながら眺めていると、それは水の流れで受動的に動いているのではなく、主体的に動いていると気づきました。どうやら生き物のようです。

私は毛虫、芋虫の類が大の苦手です。恐れ戦きながら眺めていると、同行していた妻が「ヒョイッ」とそれを摘み上げ陸に上げました。その写真がこれです。全長9cm程の大きさでした。

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メチャクチャキモい…。しかも、結構早い速度でクネクネと歩き、この様がこれまたキモい。

一目散に水辺の方へ歩く事から察するに目があるようです。妻曰く、持ち上げて手のひらに乗せた際に、軽く噛み付いてきたそうです。

帰宅後、この虫について調べてみるとガガンボの幼虫のようでした。

大きな蚊のような虫、というと皆さん思い当たるのではないでしょうか。蚊のような姿をしていますが、吸血はせず、植物の汁を吸って生きている虫です。

幼虫について調べると、水中で植物の根を食べて暮らしているそうです。植物の根を噛み切る程の歯を持っているのですから、妻に噛み付ける訳です。

風が吹けば飛んでしまうような細くて脆い体のガガンボの幼虫が、このような姿をしているとは。以前、椎葉村耳川の支流角割谷へ行った際に、岩に手をついたら、むにゅっとした感触に驚き、手の方へ目をやると巨大なヤマナメクジと初めて遭遇した時以来の驚きでした。

あと、こんな生き物を躊躇せず摘み上げる妻にも驚きました。芋虫耐性は高いと知っていましたが、まさかこんな得体の知れない生き物も触れるとは…。

「なんでもかんでも触っちゃだめよ〜」と言っておきます。

私のタックル
ロッド:ufmウエダ STS-56Si
リール:ダイワ 05イグジスト2004

妻のタックル
ロッド:ufmウエダ TS-52UL
リール:ダイワ 10セルテート2004CH